2015年8月7日金曜日

甲、乙、丙、丁、戊 … (その後、何でしたっけ?)

「先生、契約書に「甲は、…」とか「乙は、…」というのがたくさん出てきて、どっちがどっちだか分かりにくいんですけど...」

さて問題です。

契約書では、当事者の一方を「甲」、もう一方を「乙」としなければならない。 
 丙.はい、その通りです。
 丁.いいえ、そんなことはありません。

2015年8月5日水曜日

「クリエイター」と「経営者」 ~ 独立時・起業時に注意したいこと

どこかのデザイン事務所などに勤めていたクリエイターさんが、自分のやりたいことをしたい! と、独立して、個人でデザイン事務所を始めたり、会社を設立したりすることはよくあることです。

今までは、やりたくない仕事もやらされたり、無能な上司のせいで自分のデザインがつぶされたり、ということもあったかもしれません。

しかし、そんな嫌なことからも解放される!
いわゆる起業です。
一国一城の主です!

しかし、ここで一つ、重要なことに気づかず、起業してしまっていることがよくあります。

2015年8月4日火曜日

契約書のタイトル ~ 「請負契約書」「委任契約書」「委託契約書」

契約書のタイトルと、契約書の内容は関係がない、ということは以前にも書きました。

タイトルに「覚書」と書いてあっても、内容としては「契約」であれば、それは「契約書」です。

契約書のタイトルと内容については、別の観点からも気を付けておく必要があります。

例えばタイトルで「~請負契約書」と書いてあっても、契約の内容としては「(準)委任契約」である、ということもあるわけです。

2015年8月3日月曜日

商品化契約(2) ~ 「商品化権許諾契約(商品ライセンス契約)」の概要

商品化に関する契約は、「商品化権許諾契約(商品ライセンス契約)」 「商品化契約」あるいは「キャラクター商品化契約」 「キャラクター商品化ライセンス契約」などといわれ、 著作権の許諾契約(ライセンス契約)とほぼ同じような契約だと考えられます。