2014年11月20日木曜日

著作権の基本(6) ~ 映画の著作者と著作権者

著作権は、著作物が創作されたときに発生するので、通常、著作者=著作権者となります。
その原則に当てはまらないもう一つが「映画の著作物」です。

映画は、制作、監督、助監督、演出、撮影、美術、音響、俳優など、多くの人が関与して製作されます。
また、映画を作るにあたって原作(小説や漫画等)がある場合や、劇中に音楽が利用されている場合もあります。

そこで映画の著作物では、「制作、監督、演出、撮影、美術等を担当してその映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者」が著作者とされており、「モダン・オーサー」と呼ばれています。

通常、著作者であれば著作権者になりますが、そうすると、映画の著作物の著作権者が多くなってしまいます。

2014年11月17日月曜日

著作権の基本(5)~社員の著作物は、会社のもの!?

著作権は、著作物が創作されたときに発生するので、通常、著作者=著作権者となります。

しかし、この原則に当てはまらないものが2つあります。