2016年5月27日金曜日

著作権の考え方の基本 ~ 真似をすること、利用すること(後編)

前回書いた「著作(財産)権についての考え方」はとても重要なことで、
これは、

自分の作品が勝手に使われている
あるいは、

 自分の作品を利用する

という点からも考える必要があります。


例えば、自分の作品が勝手にコピーされている、ということがある場合、
その「作品」というモノに関すること
ではなく、
 その作品の背景にある「著作(財産)権」に関すること
という考え方が重要になります。

そして、自分の作品を利用する(利用してビジネスをする)ということは、著作(財産)権に関わる行為である、ということを理解しておくことが重要です。

ノに対する権利
著作権
この二つを明確に分けて考える必要があるわけです。

コンテンツビジネスとは、
 モノを対象としたビジネス(もちろん、その側面が重要なこともありますが)
というのではなく、
 著作(財産)権を対象としたビジネス
ということを理解する必要があります。

自分の作品を利用する(利用してビジネスをする)ことで収益を得たい、ということを考えた場合、
  モノの取引によって収益を得る
という考え方と、
  著作権によって収益を得る
ということは違うことだ、ということを理解しておく必要があります。


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一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務) 高木泰三行政書士事務所

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