「写真の著作権」は分かりにくい、という話をよく聞きます。
分かりにくい理由の一つは、「著作権」だけではなく、様々な権利が絡んでいるので、使いたい写真(画像)を見ただけでは、本当に問題なく利用できるものかどうか分からない、という点です。
(目の前にある)写真(画像)には、それを撮った人の著作権があり、権利者からの利用許諾又は権利の譲渡が必要であろうということは想定できます。
しかし、写真(画像)に係る権利はその写真(画像)の著作権だけではありません。
クリエイターの制作活動や、コンテンツを利用したビジネス展開をするために必須となる著作権をはじめとした権利関係や契約についての知識を、元デジタルハリウッド大学院教授、一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)でもあり、コンテンツの権利・契約関係を専門とする行政書士が分かりやすく書いていきます。現在は、コンテンツビジネス及びIT関連業務の権利関係・契約関係の研究を行う、メディアサイエンス研究所・高木研究室の主任研究員を務めています。 http://msl.dhw.ac.jp/lab/takagi_t.html